ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!ドミナリア以降のカードがプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される!


ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!戦闘以外でプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される形に!

情報公開されたリリースノートにて、MTG「ドミナリア」の発売以降、

プレインズウォーカーへのダメージの移し変え

のルールが変更となることが発表されています。

 (公式)MTGDOM – リリースノート

ルール変更「ダメージをプレインズウォーカーに移し替えることはできない」の概要について – リリースノートより

以前は、戦闘ダメージでないダメージの移し替えが可能だった。これは、あなたがコントロールしている発生源が戦闘ダメージでないダメージを対戦相手に与えるなら、あなたは、代わりにその発生源がそのダメージをその対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカー1体に与えることを選べるというものであった。

ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!戦闘以外でプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される形に!

『ドミナリア』セットの発売にあたり、このルールを削除する。今まで「プレイヤー1人を対象」として一定のダメージを与えることになっていた多数のカードが、以下の方針に従って変更を受ける。

ルール変更「ダメージをプレインズウォーカーに移し替えることはできない」の具体例&解説 – リリースノートより

「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象」とすると書かれていた能力は「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象」とするように変更された。

既存の「クリーチャーかプレイヤーを対象にとってダメージを与えるカード」は、下記のようなテキスト変更が行われます。

ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!戦闘以外でプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される形に!

「プレイヤー1人を対象」とすると書かれていた能力は「プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象」とするように変更された。ただし、ダメージの量が、そのプレイヤーやプレイヤーがコントロールしているオブジェクトの情報を用いて計算される場合には、その能力は変更されず、新しいルールではダメージを与えられるのはプレイヤーのみになった。

下記のような、「プレイヤーを対象にとってダメージを与えるカード」も、下記のようなテキスト変更が行われます。

また、下記のようなカードは上記の例外(ダメージの量が、そのプレイヤーやプレイヤーがコントロールしているオブジェクトの情報を用いて計算される場合)に該当するため、プレインズウォーカーへダメージを与えることが出来なくなります。

更に弱くなってしまうティボルトさんに合掌。

「対戦相手1人を対象」とすると書かれていた能力は「対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象」とするように変更された。ただし、やはり上記と同様の例外がある。これらの呪文や能力では、あなたがコントロールしているプレインズウォーカーも対象にできる。

下記のような、「対戦相手を対象にとってダメージを与えるカード」も、下記のようなテキスト変更が行われます。

対象とせずにダメージを与える能力は変更されていない。ただし、例外が1つある(《激情の薬瓶砕き》)。

下記のような、「各プレイヤー」や「各対戦相手」といったテキストの、「対象をとることなくプレイヤーにダメージを与えるカード」については、プレインズウォーカーに対してダメージを与えられるカードの対象とはならないようです。

なお、《激情の薬瓶砕き》のみ上記の例外となり、プレインズウォーカーも「無作為に選ぶ対象」の1つに入るようです。

呪文や能力で、対象にできるものの記載が省略されることがある。その場合に対象にできるのは、クリーチャーかプレインズウォーカーかプレイヤーである。(なお、日本語版では、対象にできるものに関する省略はしていない。)たとえば、英語版では、「any target」(日本語版では「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」)、「another target」(日本語版では「他のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」)、「up to three targets」(日本語版では「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー合わせて最大3つを対象とする」)のような記載になる。カードや、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもないパーマネントは、対象にできるものの記載が省略されている呪文や能力の対象にできない。

上記については、日本語版カードを使う分にはテキスト中の「対象のプレイヤー」を「対象のプレイヤーか対象のプレインズウォーカー」と読み変えし、英語版カードの場合は「any targetの示す範囲がクリーチャーとプレイヤーだけでなく、プレインズウォーカーにも拡大したこと」を意識する必要があるようです。

このルール変更に関連して、700枚以上のカードが変更を受ける。

これまで説明してきたように、ドミナリア以前に登場した「対象プレイヤー(対戦相手)へのダメージ効果」を持ったカードは意図的に「対象プレインズウォーカーへのダメージ効果」があることを読み取る必要が出てきます。

ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!戦闘以外でプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される形に!

まとめ

これまで、プレインズウォーカーに対して戦闘以外でダメージを与える場合、正規な手順では

  1. 【ダメージを与える呪文や効果】をプレイヤーを対象に使用します
  2. (呪文の解決時)ダメージをプレインズウォーカーに移し変えます

というやや煩雑なやりとりが必要でしたが、ドミナリア以降は上記の挙動を

  1. 【ダメージを与える呪文や効果】をプレインズウォーカーを対象に使用します

と一言で宣言できるようになり、対戦時のやりとりがよりスマートになります。(具体例を挙げると、「稲妻でジェイスに3点飛ばします」が正規のやりとりになります。)

ドミナリア以降「PWへのダメージの移し変え」がルール変更!戦闘以外でプレインズウォーカーにダメージを与えられるかどうかはカードテキストに明示される形に!

また、ドミナリア以降に印刷される「ダメージを与える効果を持ったカード」には、

プレインズウォーカーを対象にとれるかどうか

がテキスト中に明示されるため、よりカードパワーに微妙な変化をつけられるようになります。

【ドミナリアに収録される「ダメージを与える効果を持ったカード」の一例】

マナコスト カード名 カードの種類 タイプ P T レアリティ ソート用(色&レア)
2 魔術師の稲妻(Wizard's Lightning) インスタント - - - アンコモン 0031100赤U・インスタント
X ヤヤの焼身猛火(Jaya's Immolating Inferno) 伝説のソーサリー - - - レア 0032201赤R・伝説ソーサリー
4 勇敢な紅蓮術師、チャンドラ(Chandra, Bold Pyromancer) 伝説のプレインズウォーカー チャンドラ - - 神話レア(PWデッキ) 0033501赤神・伝説PW(PWデッキ)

(上記3種のカードのうち、「魔術師の稲妻」と「ヤヤの焼身猛火」はプレインズウォーカーを対象にとれますが、「勇敢な紅蓮術師、チャンドラ」の【+1】能力ではプレインズウォーカーを対象にとれません。)

ドミナリア発売前後で、「同じテキストなのに違う効果のカード」が出てしまうのはやや問題に感じますが、

  • 対戦でのやりとりがスマートになる(直感的に分かりやすくなる)
  • ダメージを与える効果のカードを「対象の差」で差別化しやすくなる

といった点は良い改善ですね(^^)

 MTG「ドミナリア」の収録カードリスト一覧はこちら
 MTG「ドミナリア」の関連記事一覧はこちら

【追記】

晴れる屋様のYouTubeチャンネルにて、本ルール変更に関する解説動画が公開されました!


2件のコメント

  • アガベ

    ん?よくわからんのだけども
    これによってプレイヤーが呪禁を得てもPWは呪禁を得ていなければ立ち消えとかは無くなる、ということかな?

    • くろきち

      >アガベ様
      コメントをいただき、ありがとうございます。
      例えば、今回のルール変更によって、「神聖の力線」によって対戦相手が呪禁を得ていても、そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーを対象にとって「稲妻」等の火力を撃てるようになったようです。

コメントを残す