青レアのオーラ「Animate Library(Unstable)」が公開!ライブラリーにエンチャントし、残カード枚数に等しいP/Tを持つクリーチャーに変える!※日本語名は「動くライブラリー」!



青レアのオーラ「Animate Library(Unstable)」が公開!ライブラリーにエンチャントし、残カード枚数に等しいP/Tを持つクリーチャーに変える!

MTG「Unstable」にレア枠で収録される青のエンチャント・オーラ

Animate Library(動くライブラリー)

が情報公開されました!

Animate Library(アンステイブル)

青青4を支払ってあなたのライブラリーにエンチャントし、以降はライブラリーを残カード枚数に等しいP/Tを持ったアーティファクト・クリーチャーとして扱うことが可能です!(エンチャントされたライブラリーが戦場を離れる場合、代わりにこのカードを追放)

バベル・デッキでの採用が期待される一枚ですね(^^)

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【追記】

日本語名「動くライブラリー」&正式日本語訳が判明しました!

動くライブラリー(アンステイブル)

【公式カード解説】

銀枠カード・デザインの最高の元ネタの1つが、黒枠セットである。これは、何か可能で何が不可能かという線引きが常に明瞭だとは言えないことがその理由である。どれだけデザインがおかしくても、私は最初それを黒枠で使おうとする。なぜなら、過去に実際にできたことで驚かされたことがあるからだ。アイデアがそのまま使われたこともあれば、いくらか修正を経て使われたことも、まったく違う内容で使えるデザインのもとになったこともある。しかし、不可能だと言われることはよくあることで、そうなったら私はそれを「次の銀枠セット用」ファイル(「Un-published」)に入れるのだ。

 この一例が〈動くライブラリー/Animate Library〉である。私がこれをデザインしたのは何年も前のことだ。どのセットのためだったかは思い出せないが、初期の頃、つまり『ミラージュ』『テンペスト』『ウルザズ・サーガ』ブロックあたりだったと思う。私が最初に作ったバージョンは、『Unstable』で印刷されたものと基本的に同じだった。ライブラリーに実際にエンチャントして、それをクリーチャーにするのだ。第1の問題は、ライブラリーを実際に戦場に出すことはできないということだった。ライブラリーも領域であり、領域を他の領域に置くことはできないというのだ。ここでは黒枠マジックの話をしている。銀枠マジックなら、ロシアのマトリョーシカ人形のように領域を重ねることができる。問題ない。

 これを受けて、私はパワーとタフネスが自分のライブラリーの枚数によって定義される★/★のクリーチャーというバージョンを作った。このバージョンはルール的には問題なかったが、何度も数える必要があった(「えっと、こいつの今のサイズは?」)これは、デザイン・チームの他のメンバーを不安にさせ、このカードについて長い討論が発生することになった。私は他のカードよりも注意を払うだけの魅力があると考えたのだが、そんな私は少数派で、このカードはファイルから削除されたのだった。
 そして長い年月が流れ、『Unstable』はデベロップに入っていた。『Unstable』でない普通のセットのシールドのプレイテストをしていた私は、困った状況に陥っていた。次のターンにも負けてしまうような状況で、なんとか生き残る方法はないかと探していた。手札には何枚かのオーラがあって、それをつけて助かるようなものがないか探していたのだ。何もないことを確認して、私はこんな冗談を言った。「生き残る手は、このライブラリーにエンチャントするぐらいしかないね」

 そのとき、過去の記憶が突然蘇った。私は〈動くライブラリー/Animate Library〉のことを完全に忘れていたのである。あれを作ったのは15年以上も前の話で、それ以来全く考えることもなかったのに、この冗談がふと思い出させてくれたのだ。私は当時の『Unstable』のりード・デベロッパーであったデイブ・ハンフリー/Dave Humpherysを呼び(デイブ、ビリー・モレノ/Billy Moreno、ベン・ヘイズ/Ben Hayesは『Unstable』のリード・デベロッパーを務めたことがある。デベロップ期間は何年にも及んでいたのだ)、そして叫んだ。「デイブ、『Unstable』の新カードがあるんだ!」

 このカードは、私がかつて作った最初のバージョンと基本的に同じ形で印刷された。違いは、ライブラリーをアーティファクト・クリーチャーにするようにしたことである。『Unstable』には多くのアーティファクトのシナジーがあって、フレイバーもクールに思えたのだ。我々は、そのライブラリーがダメージを受けることにそのライブラリーからカードを削る(ライブラリーの一番上から墓地にカードを置く)ということも検討したが、このカードはすでに文章量が多かった。我々は最後の1行を入れるかどうかという議論もしたが、ライブラリーが破壊された次のターンにゲームに負けるというのはひどすぎると思ったので、そのままにした。こうして、〈動くライブラリー/Animate Library〉は長年の時を越えて印刷に到ったのだった。

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